株式会社Casaを知る前に、家賃保証会社について知ろう!

家賃保証会社って知っていますか?外国人の方が多く日本で生活するようになったことや、今回の一連の新型コロナウイルス騒動などによって、注目度が高まっているサービスです。家賃保証サービスは、不動産を所有している家主さん側、そして賃貸物件に入居する入居者の側からもメリットのあるサービスであり、デメリットもあるサービスです。

■家賃保証サービスの基本的な内容
そもそも家賃保証会社が行っている家賃保証サービスとは、どのようなサービスなのでしょうか?家賃保証サービスは、入居者が何らかの理由で家賃を払えなくなった時、入居者の代わりに家賃保証会社が、家賃を立て替えて支払いをするサービスです。立て替える際に支払うお金は、家主さんが支払っている保証金から捻出されます。

家賃保証サービスを利用する際の保証料は、家賃保証会社によって異なりますが、初年度は、家賃の30パーセント、二年目以降は家賃の10パーセント程度のところが多いようです。この保証料は、貸し出している物件によって相場が異なります。例えば、そもそもの家賃が高い不動産の場合には、保証料が低く抑えられていて、家賃の安い不動産や間取りが1Kなどの単身者向け賃貸物件の場合には、保証料が高くなるケースが増えているそうです。

■家主から見た家賃保証サービスのメリットとデメリット
家主から見た家賃保証サービスのメリットは、何といっても家賃の滞納がゼロになるということです。賃貸マンションや賃貸アパートなどの不動産で資産運用をしているような場合には、家賃が入らないことには、その部屋の収入がゼロになってしまいます。しかし、家賃保証サービスを利用すれば、そういった心配一切ありません。安定した家賃収入を得ることができるようになっているのです。

逆に家主から見た家賃保証サービスのデメリットになるのが、家主さんが家賃を決めることができないということです。家賃保証会社は、空き室リスクを毛嫌いしています。そのため、相場よりもリーズナブルな価格で家賃を設定してしまう可能性が高くなってしまいます。また、家賃を引き下げられる可能性もあります。これらの理由で、家賃の未払いは無くなりますが、家賃収入の合計金額は下がるリスクがあるのです。

■入居者から見た家賃保証サービスのメリットとデメリット
入居者から見た家賃保証サービスのメリットは、連帯保証人が必要なくなるということです。基本的に賃貸物件を利用する時には、連帯保証人の存在が必須です。しかし、家賃保証サービスのある賃貸物件に入居するのであれば、連帯保証人を立てなくても契約することができるのです。

逆に入居者から見た家賃保証サービスのデメリットは、審査が厳しくなる可能性があるということです。家賃保証会社からしてみれば、しっかりと返済が滞ることのない入居者が理想です。そのため、しっかりと審査を行い、問題ない方しか入居の許可が下りません。そのため、入居したい物件が見つかったとしても、借りることができなくなるリスクが高くなっているのです。